自動車の誕生期にはどのような車があったでしょう、世界最初の自動車は1769年にニコラ・ジョセフ・キュニョーにより作られた蒸気自動車で、大砲を運ぶための車でキュニョーの砲車と呼ばれた、時速は10キロ以下であった。

1865年には英国で赤旗法という法律が作られた、当時自動車は危険物と見られ、運行する場合は時速4マイル以下でしかも車両の前方55メートルに赤い旗を持った人が先導するように決められていた、この法律は1896年に廃止されたが、英国が他国に比べて自動車産業が大きく遅れをとることになった。

ガソリン車はドイツのゴットリープダイムラーとカールベンツにより1886年誕生することとなった。

左はダイムラーのモーターキャリッジ 1886年製

この時代はベンツと合併する前の別会社です

右はベンツのパテントモートルバーゲン 1886年製です

モーターキャリッジの別模型です

当時は車輪は馬車から流用したと思われます

ハンドルもタイヤの角度を変える簡単なもので

屋根も付いてませんしエンジンも後方に小さなものが付いているだけです